はじめに

これからの日本は働き手が減少すると共に、医療費・介護費が増加していきます。
より多くの方が労働に参加できる環境が必要です。
また、健康でいることが医療費・介護費の削減となります。

高齢者向けのサービスの多くは、ゆとりのある方、介護の必要な方が対象になっています。
多くの方は、交友関係が減少し、一人で過ごす時間が増え、行動範囲も狭くなります。
人と関わり、アクティブに生活する事が心身の健康に必要です。

「健康寿命を延ばす」
「働いていない層の労働参加」

より多くの方が参加できるように、働くことを軸としてコミュニティを形成する。
国などの財源に頼らず、持続可能な事業として参加者の生み出す価値で成り立たせる。

社会貢献と事業としての収益性確保の両立を達成し、 これからの日本に必要なサービスとして社会的に認知・評価される事を目指します。


ちょこっとワークの業務

業務内容

・気軽にいつでも誰でも働ける作業場を運営しています。
・試供品や製品の箱詰めや袋詰め作業 、雑誌や書籍の封入作業及び宛名シール貼り、販促用のPOPなどの組み立てなど、人の手が必要な軽作業の受託を行っています。

強味

・高島平団地の近隣に住む作業スタッフを多く確保しており競合他社を圧倒する処理能力と仕事量の変化に応じたフレキシブルな対応ができるように、労使の契約形態に双方が納得するスキームで結ぶことで、納期等の顧客ニーズに応え信頼を得ています。

品質

作業に参加する作業スタッフの多くが、『ちょこっとワーク(仕事と交流の場)』の存在を大切に考えていることから、この場の維持・成長の為に品質への意識は高く維持されています。


高齢化及び生産年齢人口の推移

資料:2015年までは総務省「国勢調査」、2016年は総務省「人口推計(平成28年10月1日確定値)」、2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果
資料:2015年までは総務省「国勢調査」、2016年は総務省「人口推計(平成28年10月1日確定値)」、2020年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果

2016年→2060年

生産年齢人口 37.4%減少
高齢化率 10.9%上昇

高齢者世帯

単独世帯 26.3%
夫婦のみの世帯 31.5%

人口一人当たり国民医療費

65歳未満 18万円
65歳以上 74万円

介護

要支援 要介護
65~74歳 1.4% 3.0%
75歳以上 8.8% 23.3%
介護者は子または子の配偶者で33%
対策として以下の点が重要
「健康寿命を延ばす」
「働いていない層の労働参加」


ちょこっとワーク起業経緯

きっかけ

身内の孤独死や介護を経験し、寂しい晩年を切なく感じました。
「人と関わって豊かに暮らしてもらいたい。」その思いから企画が始まりました。

「交流できる場」を作り出せないか?

趣味に関連するようなサービスでは、対象も限られ費用がネックになってしまう。
『仕事』をテーマにすることで、報酬が得られるので参加者の金銭面でのハードルがなくなり、高齢者に限らず幅広い世代の参加が期待されるので、交流の場としては価値が高い。

国などの財源に頼らず、持続可能な事業として参加者が『仕事』を通して生み出す価値(財源)で事業(交流の場)を両立させる。

高齢者でも参加できる働き方とは?

気軽に好きな時間で参加
 ⇒シフトなし、遅刻・早退・欠勤は気に病む必要なく連絡不要。
経験・能力を求めない。周囲に負担にならずに自分のペースで作業が出来る。
 ⇒手作業で工程が少なく、分かりやすいフローの業務。
 ⇒流れ作業ではなく、個々で完結する。

品質は大丈夫か?

参加者にとって居場所として大切な場所として意識を高める
チェックプロセスの構築

採算が取れるのか?

パフォーマンスの高い人が集まるならば問題ない。
人と関わり豊かに過ごす居場所作りを目標にしているからこそ、淘汰、選別することなく、出来る限り受け入れた上で、採算を合わせる事に挑戦する。


働くことの意義・効果

多くの高齢者は「心身の衰えやお金のことで迷惑をかけたくない」といった思いを抱えています。負担をかけるという事はマイナスな要素です。
働く事で価値を生み出すという事は、自分自身に価値があると捉える事となり、自己肯定の出来るプラスな要素です。一番の意義はここにあると考えます。

働くために身支度し、外出する。人と関わり、作業で体を動かし、手先を動かし、頭を使う。全てが心身の健康につながります。

働いて得た報酬は参加者同士の会食や、お菓子の交換、孫へのプレゼントなど新たな消費に繋がり、豊かな時間となります。

「お金を得る為に働かなければならない」といった事情とは違う、働くことの価値があると考えています。


ちょこっとワーク参加者の状況

非労働力人口とは15歳以上の人口から労働力人口を差し引いた人口。通学者、家事従事者、病弱や高齢が理由で生産活動に従事しない者などを含む。ただし、働く意思をもって仕事を探している失業者は、これには含まれない。

20代から90代まで幅広い年代で「ちょこっとワーク」だから働ける方が多く参加しています。
子育てや身内の介護を優先する為に他所では働けない方。心が疲れている方。身体や発達に障害の悩みを抱えた方。ひきこもりから社会復帰を目指し参加している方。
色々な背景がありますが、お互いを尊重し、支えあい、気持ちよく過ごす『居場所』として参加者の皆さんが大切にしています。
ご高齢の方も多く参加いただき、 お小遣い稼ぎというよりも、働くことの達成感や人との関わりなど生活に変化と張りを得る事を目的にしている方が多くみられます。
「働いていない層の労働参加」「健康寿命を延ばす」という目標に手応えを感じています。


交流の場としてのちょこっとワーク

テレビやキッチンもある約50席の休憩スペースを用意しています。
コーヒーやお茶などは無料で提供しています。
テレビを見る方。仲間とご飯を食べる方。キッチンを使って料理を振る舞う方。
トレーニングコーナーで運動する方。
作業時間に関わらず、自由に利用できます。

誕生会などの食事会では立食形式でたくさんの参加者が集まります。

より多くの方が楽しめる『居場所』となるように交流を促進していきたいと考えています。


ちょこっとワークの目指すコミュニティ

切ない空虚な日々を過ごして欲しくはありません。
いつまでも希望や楽しみを持って欲しいと願っています。
ちょこっとワークに来ることを楽しみに過ごしてもらえるようにと願っています。

参加者の方に介護が必要になる時が来たとしても、仲間と会う楽しみを持ってもらえたらと考えております。
一人で介護を担うのは責任も負担も大きいですが、一緒に過ごしたたくさんの仲間が交代で介護を行えば一人一人の負担は軽減され、介護が必要な方も色んな仲間と会う事を楽しみに出来ます。
それでも善意だけでは続かないと思います。介護保険制度の下で報酬を得られる事も必要だと思います。現在の制度では実現が難しいですが、介護人材の不足の解消にも、要介護者のQOLの向上にも繋がる、より良いあり方を目指して行政とも連携していきたいと考えています。

子育ても負担の大きい課題だと考えます。子育て中のお母さんが作業に参加し、子供は休憩スペースで他の参加者に見守られながら遊んだり、勉強したりして過ごすといった事も、有意義ではないかと考えています。

昔は3世代が同居し、子育てや介護を行っていました。現代に合わせた形として、ちょこっとワークでは多くの参加者でゆるく繋がり、気持ちよく過ごし、お互いをサポートする。そんなコミュニティの形成を目指しています。


ちょこっとワークの評価

働く事を軸として、幅広い世代が集まる場を提供している実績。
より参加者を増やし、コミュニティーとしての機能を強化していくという方針。
国などの財源に頼らない他に類のない手法で、高齢化社会での街作りを推進している事に、多くの賛同があります。

東京都健康長寿医療センター
国との共同でちょこっとワークにて認知症共生社会作りの研究スタート。

板橋区ひきこもり相談窓口
引きこもり、生活困窮者の自立支援などの活動で連携しています。

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